ice flowerとは

アイスフラワーとは

自然美を「マイナス30度」で瞬時に閉じ込める奇跡の花

アイスフラワーが生まれたのは、技術の国ベルギーです。新鮮な花を短時間でマイナス30度で凍らせ、真空状態で乾燥させるフリーズドライフラワーで、水分が「氷のまま昇華」されることから “アイスフラワー”と名付けられました。他のブーケ保存方法と、どこが違うのか?アイスフラワーにしかできないこと 紹介します。

押し花・プリザーブドフラワーとの違いは?

ウェディングブーケの保存法には「押し花」「プリザーブドフラワー」などもありますが、アイスフラワーは、全体的にバランスの良い保存法となります。
■アイスフラワー:風合い〇 色合い〇 保存期間◎ 蕾やグリーン◎ 花の種類◎
■押し花:    風合い△ 色合い〇 保存期間△ 蕾やグリーン△ 花の種類〇
■ドライ:    風合い△ 色合い△ 保存期間△ 蕾やグリーン△ 花の種類〇
■プリザーブド: 風合い△ 色合い△ 保存期間〇 蕾やグリーン△ 花の種類△

バラやグリーンの豊富なラインナップ

バラの美しさをそのまま残すならば、アイスフラワーブーケです。ウェディングで最も人気の高いバラについては、純白のバラ、ピンクのバラ、深みのある色のバラ、ガーデンローズなど多くの品種を素材にしたアイスフラワーの制作が可能です。また、多種多様な花や小さな野の花、個性的なフォルムのグリーンも素材として利用可能で、さらなるデザインの深みを持たすことが可能です。

グリーンの葉や茎も色鮮やかに保存

ブーケ加工のアクセントになるグリーンの葉や茎は、綺麗に残したいですが、グリーンは最も「退色」が早く、これまでの保存方法では難しい問題でした。これを解決したのがアイスフラワー製法で、鮮やかなグリーンを「自然な色合いのまま残す」ことが可能です。ガーデンウェディングの雰囲気をブーケとともに残したい人に最適です。

バラのつぼみや小花・野花もそのままで

水分がたっぷり詰まった「つぼみ」は、乾燥保存をするのが難しい問題でした。アイスフラワーの凍結乾燥は、その水分を除去するので「つぼみ」まで綺麗に残せます。また、花びらが小さい小花や野花は、保存過程で使う「シリカゲルの重さ」に負けていましたが、負担がかからない凍結乾燥なら、そのままの形で保存することが可能です。

”実もの”も残せる画期的な製法

ブーケに表情を加える実ものも、アイスフラワーなら「残すことが可能」です。ドライフラワー手法では、実をもつ草花を乾燥させることは不可能でしたが。 アイスフラワーの「凍結乾燥」であれば、その造形も「ありのまま維持」することが可能です。

防腐剤や化学薬品を使わない

アイスフラワーは、ドライフラワーやプリザーブドフラワーとは違って、人工的な着色、防腐剤、化学薬品などは「一切使用しません」。
花やグリーンの水分を除いただけなので、ナチュラルな色合いと風合いが表現されます。

花びらバラさず、自然造形美保持

花びらや葉の厚み、茎の太さも「そのまま残せる」のがアイスフラワーの強みです。他の保存方法とは異なり、花をバラしたり組み立てたりしないので、水に浮かべれば「元の花に戻ります」。 生き生きとした表情を保ち、ナチュラルなままの美しさで、ずっと咲き続けます。